リスク・コミュニケーションの発展段階

 カーネギーメロン大学のフィシュホフ教授は、リスク・コミュニケーションの発展段階を7つに分けて説明しています。

1. 正しい数値を手に入れる
2. 人々に数値について話す
3. その数値が何を意味しているかを説明する
4. 過去人々が似たようなリスクを受け入れてきたことを示す
5. 人々にとってはかなりのものであることを示す
6. 人々を適切に扱う
7. 人々をパートナーにする

 1と2は歴史の第1段階で行われていたことです。3から6が第2段階で試みられました。 第3段階は7のレベルです。つまり、リスク・コミュニケーションとは、 様々な関係者がパートナーとして相互に協力しあう関係をつくることなのです。