メディア別チェックポイント紙媒体を使うとき紙媒体とはニュースレター,パンフレット,ブックレット(冊子),ファクトシート,技術レポート,新聞や雑誌の記事など,情報が紙に印刷されているものです。 ポスターや広告など視覚的に訴えるものは,別に説明します。 【紙媒体メッセージを作成するときの留意点】□ 次のような情報が含まれていますか?
□ リスクの本質:リスクとは何か、だれのリスクなのか
□ リスクを避けるもしくは低減するためにできること(または行うべきではないこと) □ 不確実性(リスクだけでなく、リスク評価自体の不確実性も考えること) □ リスクマネジメントの方法
□ 質問や問い合わせに対応する人や部署の名前や電話番号など
□ わかりやすい要約をつけていますか?
目的と内容をよりよく理解してもらうために有効です。
□ 次の点にも気を配りましょう。
□ メッセージの構成は、まず全体像がわかり、その後詳しい内容が記述されるようにしましょう。
決して、突然計算の話などを始めないようにしましょう。
□ 言葉や表現では次のことに気をつけましょう。
【形態別留意点】物語的表現スタイルの留意点ストーリー(物語)による説明は、受け手を引き付け、読み続けさせることのできる表現方法です。 しかし、受け手は架空の話だとみなしてしまうかもしれません。
ニュースレターの留意点ニュースレターは、固定した関心の高い受け手に継続的に情報を提供する場合に適した方法です。
パンフレット、ブックレット、ファクトシートの留意点情報量に制約があるため、リスクのある一面だけを短期に1つのメッセージとして伝える場合に適している方法です。
(新聞や雑誌の)記事の留意点新聞や雑誌の記事は多様な受け手へ伝えるのに効果的な方法です。しかし、専門誌以外の記事内容をあなたの思ったとおりにすることはできません。
記者やジャーナリストは、リスクについてよく理解していない上に、注目されることしか考えていない場合があります。
技術レポートの留意点技術レポートの場合、受け手はすべてのデータを欲しがるので、事前に提供可能な情報がどの範囲なのかについて、 十分な検討が必要です。また、専門家から素人までの幅広い知識度に応じたメッセージを用意する必要があります。 |
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