聴衆:従業員の場合
従業員は、住民とのよい関係を作り上げる上で非常に重要な役割をもっています。
第一に従業員は生産やサービスを続行する上で必要です。第二に、彼らは組織の非公式な意見の伝達者であり、
彼らを身近に感じている地域住民の態度にかなりの影響力を発揮します。
危機状況におかれている時には、つい従業員のことを見過ごしてしまいますが、彼らも極めて重要な聴衆です。
従業員向けの広報担当者は、常に起こっていることの最新情報をもっていなければなりません。
事前
- コミュニケーション活動に従業員を含めていますか?
- 従業員やその家族に情報を伝達するメカニズムを用意していますか?
- 従業員向けのお知らせを利用して、伝達内容の周知に努めましょう。
- 従業員のために社内情報の録音伝言システムを考えましょう。
- 緊急の場合に利用できる従業員やその家族とのホットラインを作りましょう。
- 緊急時に従業員に情報を伝えるための広報担当者を決めていますか?
期間中
- 公表されたすべての情報を従業員に知らせましょう。
- 必要なら対話の場を設けましょう。
- 従業員のためのブリーフィングを用意し、ホットラインの情報を常に最新のものにしておきましょう。
事後
- 情報の伝達や関心事への対処においてコミュニケーション活動が効果的であったかを評価しましょう。
- 緊急事態において、従業員が組織内に公開された情報を入手できたか確認しましょう。
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